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BCCニュースと横隔膜呼吸

何年ぶり?にブログはじめました。

気がつけばソロ活動からグループ活動に移行したこの約3年間、自分の時間が皆無だったので、このコロナによって出来た自分時間は神様に「動きすぎ」と言われているという解釈も出来るような________、また社会が政治を見直す機会だと察し、ここぞとばかりピンチがチャンスになることを願うそんな日々です。

 

 

本来であれば4月1日から城崎にてマリー・ブラッサールの新作クリエーションが始まる予定でしたが、5・6月のドイツとカナダでの公演はコロナの影響で延期や中止となった為、取り急ぎ秋までは自分の為の時間が増える結果となりました。

 

マリーの作品はフレンチカナディアンと日本人のコラボレーションの為、フランス語の出来ない私は英語を使う他無いので、改めて英語を深めないといけなく、ちょうどコロナが武漢で広がり始めたあたりから、海外に行った時のお決まり「BCCニュース」を聞き始めました。

というのもライティングとリスニング、”どっちもどっち”なスキルですがリスニングの方が苦手意識高めです。昨年、1年ぐらい英語に触れていなかった状態でシンガポールでインドネシア人のRenXinとのコラボレーション作品のレジデンスを行った際、全く英語が聞こえてこなくて、それはもう撃沈でした。。。

 

「耳良いよね」と言われることがあるので、ずっと「そうなのか?何か違う、、」と自問自答して自分が出した答えは、音(音階)を含めた英語の発音は大好きなのでただただ得意なのは<発音を再現すること>だけで、文章についてはとにかく不得意。

(小学校の国語のテストの裏面の一番最後にいつもある「この物語が要約して書かれている文を1つ選択しなさい。」という問題はほぼ当たったことが無く、もはやトラウマ。むしろ原因は捻くれ坊主みたいな子だったので「物語の解釈は人によって違うのは当たり前」と開き直っていたのも思い出し萎え、そしてその考えの軸は今も変わらないという事実に再度萎えます。。)

 

 

 

 

英語をちゃんとやろうと始めたのは10年前ぐらいからでしょうか。

友人に紹介してもらった先生にカフェでレッスンしてもらったりして始めました。

いざ海外に行って会話をしていてぶち当たったのは人によって全然発音が違うという事実、、、。

 

なのでやはり先ずは耳を英語にすべきという想いと、あとはやはり公演や渡航ができるかどうかの判断が重要だったので、毎日毎日変わる世界の動きを知りたい想いで「そんな時のBCCだ」てなことでラジオアプリを調べていたら、「English Radio(https://apps.apple.com/jp/app/english-radio-ielts-toefl/id724108987?l=en)」という素敵なアプリを発見。BCCニュース以外にも色々な国のラジオが無料で聴けます。(TED TalksというTEDのラジオ番組もあってこれまた嬉しい!)

 

BCCニュースの素晴らしい2点↓

・ニュース番組なので基本的に分かりやすく聞きやすいアナウンサー的イギリス英語で進行されます。また録音された番組を何度も繰り返して流してくれるので、一日中家で流しておくと1回目には分からなかった単語をピックアップして調べておき、2回目には何を言ってるのかもう1度確認出来きどうやって使うかを再確認出来ます。

そして!これ私的コツですが、BCCニュースのサイトを開くと文字で記事を確認出来るので、スペルや内容も自分の理解が合っていたた確認可能。更にBCCニュースJAPANのサイトもあるので、トリプルチェックが可能!(って皆さん既にそうやって使っているのかな、と思いつつ結構感動だったのでレコメンドさせていただきました。)

 

・そしてなんとも勉強になるのが一般人へのインタビューがあることで、上記にも書いた発音の違いの問題に対し、日本で1人の先生に教えてもらうことだけでは叶えられない、色々な人の発音に慣れることが実現します!同時に、この大変な状況下での色々な国の一般人の生の声と感情を聴けるのは本当に何を想っているのか知りたいと思う内容であることが英語の上達に直結するからかなりの一石二鳥です。(特に私は日本語でも心から興味が持てないと全然内容が頭に入ってこない人間なので、、)

 

 

インタビューでは当たり前かもしれませんが、今回コロナという世界共通の問題を私たちは共有しているので、他国の一般の人の抱える状況や想いは日本の国民とさほど大きく変わらず、インタビューで話ている内容も予測が出来スッと入ってきます。

 

BCCニュースを久々につけた時は、本当に何を言ってるかさっぱりでしたが、1週間もすると耳も慣れ徐々に内容が聞こえてきて嬉しいです。

そしてまた時間があくと超高速に聞こえます。。 その繰り返し。

先日森下スタジオに上記に書いたダンサーのRenXinがクリエーションで来ていたので久々に話したら、これがまた日本で全く英語使わない生活の中で急に外人と話すのにためらいがちなんですが、BCCニュースをちょうど毎日聴いていたので、考えずに英語が出でくる感!ありまして、、プチハッピーですよね、、。

 

 

 

 

 

もう一つ、今日嬉しかったのはコロナで注目されている「呼吸の仕方」をBCCニュースでも取り上げていて、「横隔膜呼吸の方法」を実際にナレーターさんが受講して感想を伝えていました。ちょうど私もニュースをネットで真剣に見ていると、呼吸が止まってる時があると感じ、いつもより横隔膜呼吸を敢えてするようにしていたところでした。

 

横隔膜は肋骨のケージの中にある筋肉で、私が受講した解剖学の先生は「横隔膜はお風呂に溜まった下の水(体でいうと下半身)と上のお湯(体でいうと上半身)をかき混ぜてくれる。また横隔膜は気持ちと直結していて緊張すると固まる為、ご飯を食べると気持ちが楽になったり、辛い時に誰かが背中をさすってくれた時にフッと気が緩んで涙が溢れるのは横隔膜が緩むからなんだよ。」と教えてくれました。私はその時から横隔膜が大好きになりました。なによりこの説明が素敵すぎて説明受けながらもはや涙出そうでした。。

以前、服飾大学で非常勤講師で大学2年生の身体表現の授業を受け持った際、横隔膜呼吸を取り入れた次の週、生徒さんから「先生今日も横隔膜呼吸しよー!」と言われた時は「まさか二十歳過ぎの女の子から出るセリフか!」と胸キュンしつつ、やっぱり皆気を張って生きてるんだな、、と驚きでした。

 

昨年ピラティスのマット指導の資格を取りましたが、私にとってピラティスの一番素晴らしいと思うことは、会話が出来る身体の部位の数が増え、好きになる部位もその分増えたということ。こっちが好きになるとその部位も愛され満たされるようにアクティブになってくれる感じがたまりません。

死ぬまでに全ての部位と良い会話が出来るようになることも、一つの夢。

ただ私の場合好きになり過ぎて、一つの部位に「もっと話そ〜〜♡」と喋りかけ過ぎて結果故障するという経験を何度もしているので、今でいうとマインド・ボディーディスタンスも大事ってことですね。。何事も「程度」が大事。

 

ピラティスについて長くなるのではまたブログ書こうと思います。

 

 

 

 

と気がつけば外が嵐。

 

また皆さんにとって良き充実の一週間となりますように________________________。